時計油は色にもこだわる!

今回は、時計油の種類についてお話ししたいと思います。時計油は、時計の動きを滑らかにするために必要なものですが、その種類はとても多様です。特に、色にもこだわって使っているのをご存知でしょうか?

時計油の代名詞”メービス”は、多くの種類の合成時計油を製造しています。合成時計油は、天然の動物性や植物性の油と違って、化学的に作られた油です。そのため、性能や品質が安定しており、長期間使用できます。また、温度や湿度などの環境にも影響されにくく、さまざまな場面で活躍します。

合成時計油には、同じ性能を持つものでも、容量はもちろんいろいろな種類があります。しかし、それだけではなく、色も違うのです。例えば、9010シントAという種類の合成時計油は、薄緑色が通常タイプですが、青色、さらに紫外線を当てると蛍光色になるものもあります。さらに、シントHPという種類の合成時計油は、無色透明なものや黄色などのバリエーションがあります。

ではなぜ色が違うのでしょうか。それは、時計には多くの種類の油が使われているためです。時計の中には、大きさや形や役割が違う部品がたくさんあります。それぞれに合った時計油を使わなければなりません。しかし、油は目に見えないものですから、色で区別しやすくするために色付けされているのです。

また、最近ではムーブメントが見えるようにスケルトンな時計も多数でています。このような時計では、色付きの油では見た目が悪くなってしまいます。そこで、無色透明の油が必要となっています。

以上、時計油の色についての説明でした。

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